冬の乾燥対策として定番の加湿器。

特にスチーム式加湿器は「水から沸騰するので菌が繁殖しにくくて衛生的」と人気です。
しかし「電気代が高いって聞くけどどのくらい違うの?」と心配な方も多いのではないでしょうか。
結論からいうとスチーム式加湿器の電気代は月2,500円~4,200円程度と高めです。
(1日8時間×30日使用の場合)
この記事では、スチーム式加湿器のデメリットとメリットを整理し、どんな人におすすめかを謡的に解説していきます。
メリット | デメリット |
---|---|
・水から沸騰させるので清潔で衛生的 ・加湿量が多い ・効果的に湿度があがる | ・電気代が高い ・吹出口が熱くなりやすい ・製品によって加湿まで少し時間がかかる |

衛生的で加湿力が高いところが人気のスチーム式加湿器ですが、電気代を抑えたい人は加熱式と超音波式を良いとこどりした「ハイブリット式加湿器」もおすすめ!
おすすめのスチーム式加湿器3選の目次でハイブリット式も紹介しているので、電気代を節約したい人はこちらも参考にしてくださいね!
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スチーム式加湿器3つのデメリット
スチーム式加湿器のデメリットから紹介します。
電気代が高い
スチーム式加湿器は水を沸騰させて蒸気を出す仕組みのため、他の加湿方式に比べて電気代が高めです。
使用時間や使用環境によっても変動しますが、スチーム式加湿器の消費電力は300W~500Wあたりです。

例えば消費電力が低い超音波式加湿器だと15W~50Wくらいの製品が多いので、電気代の負担は大きく変わるのはデメリットといえます。
吹き出し口が熱くなりやすい
スチーム式は本体内部で加熱して発生した高温の蒸気を出すため、吹き出し口が熱くなりやすいです。
特に小さなお子さんやペットがいる家庭では、やけど防止のため置き場所や対策が必要です。
スチーム式加湿器のなかでも特に人気の象印シリーズは独自の冷却構造で吹き出し口の蒸気は約65℃まで冷まされているので、ほかのスチーム式加湿器よりも熱さが軽減されます◎
製品によっては加湿まで少し時間がかかる
水を加熱して蒸気にする工程があるため、加湿が始まるまで数分かかる製品もあります。
すぐに加湿したい方には不便に感じられることがあるでしょう。
スチーム式加湿器の電気代はいくらくらい?
「電気代が高いといっても実際いくらくらいなの?」というのが気になりますよね。
スチーム式加湿器の消費電力は300W~500W程度の製品が多く、その場合の電気代の目安は以下の通りです。
(例)
消費電力300Wの場合、1日8時間の使用×30日で2,500円前後
消費電力500Wの場合、1日8時間の使用×30日で4,200円前後
※1kWhあたり34.69円で計算(2025年7月時点の全国電力10社平均参照)
引用元:https://testpage.jp/tool/denkidai.php
実際の電気代は、使用時間や機種によって差がありますが、2,500円~4,200円程度電気代がかかると考えると出費は大きいですよね。
スチーム式加湿器のなかでも消費電力が低いものを選ぶことで電気代の節約に繋がります。
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スチーム式加湿器3つのメリット
水から沸騰させるので清潔で衛生的

スチーム式加湿器は水を沸とうさせて蒸気を発生させるため、雑菌が繁殖しにくく衛生的です。
基本的にフィルターがないので、フィルター掃除の手間も少なく、清潔さと手入れの手軽さを重視する人には特におすすめです◎
加湿量が多い

スチーム式加湿器は、蒸気が出るまで少し時間がかかりますが、一度に出る蒸気の量が多いため、広めの部屋でもしっかり加湿できます。
例えば適応床面積が8〜13畳のモデルも多く、寝室だけでなくリビングでも使いやすいのが特徴です。

ほかの加湿器を使っていて加湿力が物足りないという方にもぴったりですよ!
効果的に湿度があがる

スチーム式加湿器は、水を直接蒸気にするため加湿効率が高く、短時間で湿度を上げやすいです。
エアコンで乾燥した部屋でも、数十分で快適な湿度(40〜60%)に近づけます。
加湿力の物足りない加湿器だと、しばらく稼働させていても湿度がなかなか変化しないケースもあるので、加湿力はとても重要です。
スチーム式加湿器はこんな人におすすめ
スチーム式加湿器のメリットはなんといっても、加湿力の高さと清潔さです。
雑菌が繁殖しにくく衛生的なので、小さい子どもがいる家庭やペットを飼ってる家庭はもちろん、喘息持ちな方にもおすすめです。
お手入れは必要ですが、加湿器にフィルターがない分、手入れ方法はシンプルで面倒くさがりやな方でも負担が減らせます。
一方で「電気代を抑えたい方」「加湿器周辺の安全対策が難しい方(蒸気口に子どもやペットが近づいてしまいそうなど)」という場合はあまりおすすめできません。
そういった方はスチーム式より消費電力が低く、蒸気が熱くならないハイブリット式加湿器がおすすめです◎
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おすすめのスチーム式加湿器3選
スチーム式加湿器がほしくなったけど、どれがいいの?という方向けに特におすすめのスチーム式加湿器を3つ紹介します。
①【毎年売り切れ必須!】象印 スチーム式加湿器 EE-DF35
1つ目に紹介するスチーム式加湿器は、毎年秋には売り切れる象印のスチーム式加湿器です。
吹き出し口が熱くなりやすいスチーム式加湿器のなかで、象印は約65℃まで冷ました蒸気が出てきます。
またフィルターがないのでお手入れがシンプルなのと、大容量なので1回の補充で長時間加湿ができるのがうれしいポイントです。
さらに3つの安心設計(チャイルドロック・ふた開閉ロック・転倒湯漏れ防止構造)があるので子どもがいる家庭やペットのいる家庭でも使いやすいですよ◎
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②【1万円以下で買える!】山善 スチーム式加湿器 KKS-J24E
2つ目は1万円以下で買えるコスパ◎な山善のスチーム式加湿器です。
象印よりもタンク容量が少なくコンパクトですが、連続稼働時間は約8時間(弱運転)なので就寝時の使用も問題ありません。
象印同様フィルターがないので、お手入れも簡単なのも魅力です◎
▷山善 スチーム式加湿器 KKS-J24Eはこちら
③【リモコン付きで遠隔操作可能!】アンドデコ ハイブリット式加湿器
3つ目はスチーム式加湿器ではありませんが、スチーム式と超音波式のいいとこどりをしたハイブリット式加湿器もおすすめです。
消費電力が25~280Wとスチーム式より低く、約99.4%の抗除菌率を誇るUVライト除菌機能も搭載。
最大17畳対応で、寝室だけでなくリビングにも適した大容量加湿器となっています◎
▷アンドデコ ハイブリット式加湿器はこちら
まとめ
スチーム式加湿器は「電気代が高い・吹出口が熱い」といったデメリットがあります。
一方で「衛生的・加湿量が多い・効果的に湿度が上がる」という大きなメリットも魅力です。
電気代は使用状況にもよりますが、1か月約2,000〜4,000円が目安。
コストとメリットを比較し、自分の生活スタイルに合った加湿器を選んでみてくださいね。
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