ベビー用品は使ってみないと分からないことも多く、特に価格の高い商品は選ぶのが難しいです。
ベビーチェアも使用年数や価格を考えると悩ましいですよね。
我が家では、形を変えて赤ちゃんから大人まで使える『ファルスカ スクロールチェアプラス』を選びました。
そこで、約1年使ってわかった感想を正直に紹介していきます。
✓スクロールチェアの商品特徴
✓スクロールチェアを使った感じたデメリット
✓スクロールチェアを選ぶメリット
✓スクロールチェアを選んだ人の口コミ
「低月齢から長い期間使えそうで気になる」
「いいところばかりだけじゃなく、デメリットも知りたい!」
「ベビーチェアが決められない!」
という人はぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね!
スクロールチェアの商品詳細
ファルスカ スクロールチェアプラスは、新生児から大人になるまで座れる一生モノの椅子です。
通常、ベビーチェアからキッズチェアに形を変えて数年間使用できるものは多いですが、新生児から使えるものは珍しいですよね。
椅子として使用していく際は、座面クッションを変えられるので、赤ちゃんでも大人でも問題なく使い続けられます。
木製の枠が3色、シートの布は5色あり、組み合わせは全部で8種類用意しているので、親の好みや家の雰囲気に合わせて選べるのがうれしいですよね!
スクロールチェアのデメリット
早速、スクロールチェアを使ってみて感じたデメリットから紹介します。
わたしはほぼスクロールチェアとして使用しなかったため、ハイチェアとしてのデメリットを挙げています。
スクロールチェアとしては「ネットの口コミ」で紹介しているので、そちらをチェックしてください。
足がフットレストに付かない
取扱説明書通りに組み立てしたところ、1歳前後だと足がつきませんでした。
離乳食中のイスは、座ったときに足が地面につくものを選ぶと食べる時の姿勢が安定しやすく、噛むときの力も入りやすいと言われています。
足がつかない場合は、背中にタオルを入れるなどして調整するとよいですよ。
ベルトの調整が少しやりにくい
形を変えて長い期間使えるようにするためか、向きがズレやすくてベルトは正直使いにくいです。
またベルトの長さ調整もベルトの不安定さからやりにくさを感じました。
キッズチェアとして使う頃はベルトはいらないので、スクロールチェア・ハイチェアとして使う時期限定ではあります。
カバーを洗うのが面倒くさい
座る部分が布製なので、購入前は「汚れたらすぐ洗えていい!」と思っていたんです。
しかしカバーをいちいち外すのは面倒くさいですし、離乳食が1日に2~3回あることを考えると乾燥機を使うなどして急いで乾かさないといけません。
それならばストッケなど、まとめて拭けるタイプのほうが楽だったのでは?と思いました。
もしくはファルスカが別売りで販売している、ハイチェア用レザークッションだと掃除がしやすそうです!
大きくなると6角レンチが危険
椅子の脚の部分には、スクロールチェアを組み換えするときに使う六角レンチを置いておく場所があります。
これも無くさずに済むのでありがたいんですが、成長に合わせて子どもが自分で取れるようになってくると危険だなと感じるようになり、保管を別の場所に変えました。
記事を書くにあたって気づいたのですが、六角レンチを収納する側を下にすれば比較的安全そうです。
イスをひっくり返したりなにかしらの反動で落ちてくる可能性を考えると別保管のほうが安心ですが…
組み立てが少し難しい
慣れれば組み立て手順自体は簡単です。
しかしネジを1個ずつ締めるのではなく、バランスを取りながら順番に徐々に回していく必要があり少しややこしく感じました。
不器用な私は何度も組み立てに手間取りました…
スクロールチェアの良かったポイント
次にスクロールチェアの良かったポイントを紹介していきます。
それぞれくわしく解説していきますね。
見た目がおしゃれ
なんといっても一番の推しポイントはデザインです。
珍しい形がおしゃれな家にも馴染みます。
また、温かみのある木目と布との相性がよく、木と布をそれぞれ好みにあわせて色を選択できるところもうれしいですよね!
本体が軽い
スクロールチェアプラスの重量は約7.0kg。
重たくないので移動が楽ですし、組み立てのときも重たくて重労働なんてことはありません。
通常使っていて倒れてくることはまずないですが、万が一のためにも軽いに越したことないです。
使える期間が長い
新生児からスクロールチェアとして使えて、大きくなればキッズチェア、大人用と長く使えます。
ある程度成長したらダイニングチェアは大人と揃える家庭が多いとは思いますが、勉強机や親の作業台に使うこともできるので使い道が広がります。
ハイチェアは安いものだと1万円以内で買えるものもありますが、多くは1~5万円近くするので、その分長く使えるとうれしいですよね。
分解できるので、使わないときはコンパクトになる
組み立て式なので、不要なときは完全に分解してクローゼットや押し入れに仕舞ってしまえばスペースを取ることもありません。
たとえば「スクロールチェアとして使用しようとしたら赤ちゃんが拒否」「スクロールチェアとして使用後、離乳食が進むまでは仕舞いたい」という場合にも便利です。
成長に合わせて高さを微調整しやすい
4パターンに形を変えられるだけでなく、成長に合わせて微調整しやすいのも特長。
身長や足の長さにあわせてフットレストの位置やシートの長さを調整できますよ!
別売りのアクセサリーを選べばさらに使い道は広がります。
ネットの口コミ
スクロールチェアプラス使用者の口コミを、良い評価・悪い評価にわけてまとめました。
・かわいい
・思ったよりも邪魔にならなかった
・成長しても使えるからコスパがいい
・質感がよく、丈夫だった
・バウンサーにして乗せたら気持ちよかったのかすぐ寝た
・たためない
・大きい
・ダイニングテーブルによっては高さが合わない
サイズに関しては意見が分かれました。
使わないときに畳んでコンパクトにしておく、ということができないので、ベビーチェアを置く予定のスペースを測っておくとよいでしょう。
またどのベビーチェアにも言えることですが、高さが合わない場合もあるので、事前に家のダイニングテーブルの高さや厚さを測っておくと安心です。
スクロールチェア(バウンサータイプ)として使用した方の口コミとしては「すぐに寝た」「揺れが楽しそう」とポジティブな意見が多かったですよ。
まとめ
ファルスカ スクロールチェアプラスを使った感想をまとめて本音レビューを紹介しました。
結論、気になる点はあれど、木の温かみやシンプルかつ頑丈な作りですし、座らせにくくもないのでハイチェアとしても満足しています。
座る部分が布なので不安定さがないのかな?と思っていましたが、実際乗ってみると全く問題ありませんでした。
低月齢のときはネムリラがあったので、離乳食が始まってから購入しましたが、どうせなら低月齢のときから使いたかったというのが後悔ポイントです。
スクロールチェアとしても使いたいと考えている方は、低月齢から慣れてもらえるよう早めに用意するといいでしょう。
ハイチェアを目的として購入するのであれば、掃除のしやすさとデザイン面の両立という点でNOVUSベビーハイチェアやストッケも選択肢のひとつとしておすすめです。
この記事がスクロールチェアプラスを検討している方の参考になれば幸いです。
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