クラウドワークスは個人法人問わず、業務委託の仕事を受発注できるマッチングサイトです。
知識や経験のない初心者からでも始められる求人も多く、クラウドワークスで在宅ワークを始める方も少なくありません。
しかし、ネットで口コミを調べると、「やばい」「やめたほうがいい」などの気になるワードが出てきます。
そこで本記事では、クラウドワークスでさまざまな仕事の受注経験がある私が、クラウドワークスがやばいと言われる理由と、安全に働くためのポイントをまとめました。
✓クラウドワークスが「やばい」と言われる5つの理由
✓怪しい案件にひっかからない見極め方
✓万が一やばい案件にひっかかってしまった際の対処法
在宅ワークを考えている方や、クラウドワークスを始めたばかりの方はぜひ参考にしてくださいね。
在宅ワークでなんの職種を選べばいいか迷ってる方は【未経験主婦・初心者におすすめ在宅ワーク】をチェックしましょう!
クラウドワークスが「やばい」と言われる5つの理由
クラウドワークスがやばいと言われる理由は主に5つです。
単価が低い
単価が平均または平均以上の案件ももちろんありますが、まず最初は採用されません。
全体数に対して割合が少なく、競争率が高いため、能力や経験のある人が優先されるからです。
初心者歓迎と言われる求人は低単価がほとんどで、大した収入にはならず、評価をあげたり経験を積んだりするためのものと捉えたほうがいいでしょう。
評価や経験のために低単価案件に応募するのは一つですが、踏み台として考えておくといいでしょう。
悪質なクライアントが存在する
一部ではありますが、詐欺に遭ったというケースもあります。
よく聞く悪質案件一例を紹介します。
契約後に条件の後出しや、変更をしてくるケースはこの中で1番多いです。
また、稼ぎたくて仕事に応募しているのに、報酬をもらえなかったり、逆に商品などを買わせようとしてくるのはありえませんよね。
怪しい!と思ったら立ち止まって早めに対処しましょう!本記事「万が一やばい案件にひっかかってしまった際の対処法」で対策を紹介します。
単価に対して作業時間がかかることが多い
クラウドワークスは業務内容によって、作業報酬制・時給制に分かれます。
そのため、時給制であれば取り組んだ時間分が収入に繋がりますが、作業報酬制だとかかった時間に関係なく、報酬が決まります。
例えばブログ1記事3000円の求人は、1時間でブログを書いても、5時間でブログを書いても報酬が変わらないということです。
そして単価が低いため、時給で換算すると外で働いたほうが稼げるケースは少なくありません。
単発で終わる案件や継続案件も急に終わることがある
クラウドワークスでは、1ヶ月単位などで契約期間を設けるケースや、この仕事量に対して1契約とくくることが多いです。
業務量があったり、作業を評価されれば継続して受注をもらえる場合もありますが、急に契約が終わる場合もあります。
そのため安定して収入を作るには、常に求人にアンテナを貼っておく必要や、同時に数件の契約をこなす必要があります。
私も業務量の減少で継続が終わってしまったこともあります
手数料が高い
クラウドワークスでは、報酬からシステム利用料が差し引かれた金額が受取金額となります。
システム利用料は以下のとおりです。
金額によって率が異なりますが、割合としては少なくありません。
ワーカー受取金額の計算式
ワーカー受取金額(税抜)=【契約金額+消費税】-【システム利用料+消費税】-契約金額の消費税
なにか起きた際に間に入ってくれる存在がいるのはありがたいですが、差し引かれたあとの金額を見ると切なさがあります。
怪しい案件にひっかからない見極め方
では次に怪しい案件に気づくための判断材料を紹介します。
詳しく見ていきましょう。
案件単価が低すぎるものは避ける
相場よりも極端に単価が低い案件は、クライアント側が適正価格を理解していない・とりあえず誰でもいいから集めたいと考えている可能性があります。
きちんとした人材を求めるクライアントは、相場や相場以上に報酬を支払います。
間口を広げている分連絡が滞ったり、報酬に比べて仕事の質を求められたりというリスクがあるので、相場より極端に低い案件は避けたほうが無難です。
クライアント評価が低い、少ないものは避ける
クライアント評価は「ワーカーの声」です。
もちろんすべての意見を丸飲みするのは危険ですが、同じような意見が複数ある場合は真実味も増しますよね。
またクライアント評価が低い場合、「ワーカー側として働いて評価をあげた」「高評価をつけてもらうよう依頼した」というようなケースもありますので、評価数もしっかりチェックしましょう。
案件説明がふわっとしている場合は注意する
案件説明やワーカーからの質問に明確な回答をしないクライアントも危険です。
仕事が始まってからトラブルを引き起こす原因となったり、業務中に仕事内容が変わったり追加される可能性があります。
優良なクライアントならば、誠実に対応してくれるはずです。
契約前から個人情報を聞かれるときは注意する
クラウドワークスでは、別のツールにてクライアントとワーカーが連絡を取る場合は「サービス外連絡申請」をする必要があります。
申請前からメールアドレスを聞かれたり、別の連絡ツールの案内をされた場合は避けましょう。
個人情報を悪用されたり、マルチ商法などの勧誘をされる場合があります。
本人確認書類が未提出の場合は注意する
クラウドワークスの本人確認は任意です。
怪しい仕事を取り扱う場合、万が一バレた際のリスクが上がるため、怪しいクライアントは本人確認登録をしていないことが多いです。
わたしの経験上、本人確認をしていなくともしっかりしたクライアント様はいましたが、その他の判断材料と合わせて気になる点が多い場合は注意したほうがいいですよ。
万が一やばい案件にひっかかってしまった際の対処法
仕事を探す際や受注の際に気を付けていても、やばい案件にあたってしまう可能性は0ではありません。
もしやばい案件にあたってしまった場合は速やかに対処が必要です。
ここでは、実際にどう対処したらいいかを解説していきます。
- 契約途中終了リクエストをする
- 運営事務局に通報する
契約途中終了リクエストをする
クライアントと連絡が取れなくなってしまった場合は、速やかに業務を止めて『契約途中終了リクエスト』をしましょう。
契約画面の契約詳細右下にボタンがあります。
リクエスト送信後、1週間クライアントから同意や応答がなかった場合、自動的に強制終了することができます。
運営事務局に通報する
利用規約に違反している場合、「該当する案件」もしくは「該当するクライアント」を運営事務局に通報することができます。
規約違反の案件:案件ページから【この仕事を通報する】をクリック
規約違反のクライアント:クライアントとのメッセージ画面から【違反報告をする】をクリック
自分での解決は労力を使いますし、難しいことがほとんどです。
事務局に報告することで、警告にもなりますし安全に解決することができます。
まとめ|怪しい案件は事前に見極めてトラブル回避しよう
本記事では、クラウドワークスで安全に仕事を受注するための対策を紹介しました。
在宅ワークや副業人口が増え、クライアント側もここ数年で参入が大幅に増加しています。
私自身も実際に「ん?」と思う案件に出会ったこともありますし、連絡がつかないクライアントに対して契約途中終了リクエストを行なったこともあります。
「怪しい案件にひっかからない見極め方」をチェックして、トラブルなく安全に受注できるよう対策していきましょう。
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