風がないので空気が乾燥しずらく、表面温度が低温設計になっていて、小さい子どもやペットのいる家庭にも人気のデロンギヒーター。
即暖性や強いパワーを求める方には正直物足りませんが、柔らかい暖かさが特長で安全性の高い暖房器具です。
ただ、「デロンギヒーター」と言っても実は種類が複数あるので、どれがいいかな?と迷う人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はデロンギヒーターの選び方を徹底調査してまとめました。
✓デロンギヒーターの種類のちがい
✓種類別おすすめな人
種類選びにお悩みの人はぜひ参考にしてください。
デロンギヒーターの種類は4つ
デロンギヒーターは大きく分けて4種類あります。
- マルチダイナミックヒーター
- オイルヒーター
- コンベクターヒーター
- ファンヒーター
それぞれ特徴が大きく異なるので、順番に紹介していきます。
(ファンヒーターは部分的に足元などを暖めるのに向いていて、他の3種類と用途が分かれるため、今回は除外しています。)
マルチダイナミックヒーター
マルチダイナミックヒーターは、「デロンギヒーターといえばこれ」というくらい最もポピュラーな商品です。
ほかの種類に比べて本体価格は高めですが、電気代は1/2~1/3程度に抑えられるので、コスパが高いです。
マルチダイナミックヒーターの特徴とおすすめな人をまとめました。
マルチダイナミックヒーターの特徴
マルチダイナミックヒーターの特徴
・部屋全体を早く暖めることができる
・希望温度を細かく設定し、常に一定の暖かさをキープできる
・表面温度が約60℃と低めでやけどしにくい
・スマホで遠隔操作ができる
マルチダイナミックヒーターは、高速で部屋を暖めることやタイマー管理が可能です。
そのため朝や帰宅時にできるだけ早く部屋を暖めたい人に便利な商品といえます。
Wi-Fiモデルもあり、専用アプリやスマートスピーカーで操作したり、睡眠や起床時間に合わせて温度制御をしてくれます。
マルチダイナミックヒーターがおすすめな人
マルチダイナミックヒーターの表面温度は約60℃のため、数秒触れる程度ではやけどの危険性は少なく、子どもがいる家庭でも安心して使えます。
部屋の広さや設置場所によっては、暖まり方に物足りなさを感じてしまいますが、エアコンやストーブと併用することでその問題を解消できます。
スマホで電源管理できるので、「ペットのために室温管理をしたい」「帰宅前に部屋を暖めたい」という人にもおすすめです。
オイルヒーター
オイルヒーターはほかの種類に比べて、暖まりに余韻があります。
しかし電気代はマルチダイナミックヒーターよりも高め。
オイルヒーターの特徴とおすすめな人をまとめました。
オイルヒーターの特徴
オイルヒーターの特徴
・空気が乾燥しにくい
・立ち上がりは遅め
・音が静かで就寝時にも向いている
・適温になったら自動でオンオフになるサーモスタット機能で経済的
・電気代が高い
オイルヒーターは表面温度が約80℃と、マルチダイナミックヒーター同様にやけどの心配が少ない商品です。
マイナスポイントとしては立ち上がりに時間がかかり、ほかの2種類よりも部屋を暖めるスピードは遅めです。
しかしその分電源OFFされてもゆっくり温度が下がっていくため、じんわりとした暖かさがしばらく続くというメリットもあります。
オイルヒーターがおすすめな人
オイルヒーターはマルチダイナミックヒーターよりも安く、購入しやすいです。
しかし電気代が高く、1時間当たり約13.5円~40.5円と、1日9時間×30日間使用すると3,645円~10,935円かかる計算です。
デロンギヒーターの1ヵ月の電気代を知りたい方はデロンギヒーターの電気代は高い?1ヵ月の料金や他の暖房器具と電気代を比較の記事を参考にしてください!
そのため、広範囲を長時間使用するより、小さい範囲で寝室や脱衣所などを一時的に暖める場合に向いています。
また温風を発しないので、部屋や肌、喉などの感想が気になる人はオイルヒーターがおすすめです。
コンベクターヒーター
コンペクターヒーターはパネル暖房で、スリム設計なので場所を取りません。
しかし電気代はオイルヒーター同様高め。
コンベクターヒーターの特徴とおすすめな人をまとめていきます。
コンベクターヒーターの特徴
コンベクターヒーターの特徴
・短時間で暖かくなる
・窓からの冷気をシャットアウトしてくれる
・軽量で部屋間の移動が簡単
コンベクターヒーターは、パネル上部から暖かい空気を上に送り、部屋を暖める仕組みです。
そのため窓際に置くと冷気を遮断して素早く暖めてくれます。
冬場にできやすい窓の結露やカビの発生を抑える効果も期待できますよ。
コンベクターヒーターがおすすめな人
コンベクターヒーターは薄くて軽量なので持ち運びがしやすく、部屋間の移動が多い人におすすめ。
オイルヒーター同様に電気代は高く、1時間あたりの目安は約20.25円~54円、1日9時間×30日間使用すると5,468円~14,580円かかる計算です。
そのためオイルヒーター同様、「脱衣所を暖めたい」「寝るとき・起きる前の寝室を暖めたい」など省スペースでの一時的な使用がおすすめです。
まとめ
今回はデロンギヒーターの選び方について紹介しました。
いずれも暖房のパワーとしては、石油ファンヒーターやストーブよりも物足りなさはあるものの、柔らかな暖かさで部屋を暖めてくれる商品です。
安全性の高い暖房を求める人はデロンギヒーターがぴったりですよ。
デロンギヒーターの効果や口コミについてはこちらで詳しく解説しているので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
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